2018/12/14(FRI)国内初、スパルティナ・アングリカを確認

 2019年12月1日に悪い知らせが入ってきました。愛知県碧南市の堀川でSpartina anglica(スパルティナ・アングリカ)と考えられる植物群落が確認されました。スパルティナ属は2014年にすべての種が特定外来生物に指定されましたが、スパルティナ・アングリカは2005年の第二次指定の際に特定外来生物に指定された種です。

 河口から約200m上流までの区間に、なかなかの量が生育しています。一部はコンクリート段の上の目地の隙間に根を張って生育しています。

 今後、詳しい現地調査等を実施して、防除計画を立てていくことになりそうですが、豊橋市での防除経験を活かし、早期の根絶を目指します。

2018/10/6(SAT)梅田川周辺でモニタリング活動を実施しました

 昨年の2017年10月21日に最終防除活動を実施した、豊橋中央高等学校の大山グラウンド地点のスパルティナの再生状況を確認に行きました。

 高校生大活躍だった現場はひっそりとしていましたが、スパルティナの再生は見られず、今年はもう芽生えは出てこないと推測されます。

 来年もモニタリング活動を継続していきます。

2018/1/28(SUN)総会・学習会を開催しました

 

日本スパルティナ防除ネットワーク総会・学習会

 

日時:平成30年1月28日(日) 14:30~16:30

場所:開発ビル 602会議室

内容:「国内根絶のために」

 

 日本スパルティナ防除ネットワークでは、年1回の総会・学習会を開催しました。当日は一般の方も訪れ、積極的な議論が交わされました。国内根絶を図るためには、除去作業も必要ですが、特に愛知県では、今後のモニタリングが重要であることが総意としてまとめられました。

【総会】

日 時:平成30年1月28日(日)    14:30~14:50(受付開始 14:15~)
場 所:開発ビル 602会議室    (豊橋市駅前大通2丁目33−1)

【学習会】

15:00~15:10 開会挨拶
 芹沢 俊介(日本スパルティナ防除ネットワーク 代表/愛知教育大学名誉教授)

 

15:10~15:30 発表①
 タイトル:「国内ヒガタアシの現在の生育状況(情報提供)」
 演  者:花井 隆晃(日本スパルティナ防除ネットワーク)

 

15:30~15:50 発表②
 タイトル:「日本に侵入したヒガタアシの故郷を探る」
 演  者:前原 裕(近畿大学大学院)

 

15:50~16:10 総合討議
 題  目:「ヒガタアシの国内根絶について」
 司  会:瀧崎 吉伸(日本スパルティナ防除ネットワーク/豊橋市立高豊中学校)

 

16:10~16:20 総  評